高等部5年 理系生物 冬季課外 「DNAの制限酵素処理と電気泳動」(前編)
2020年01月24日 News
「理科は言葉を体験する教科である」をモットーに尚学館の理科教育においてはできるだけ多くの実験や観察を取り入れています。私の担当する生物分野では、顕微鏡観察、酵素反応の実験、巨大展示物作成など多くの実験を行いました。そしてこの「DNAの制限酵素処理と電気泳動」が最後の実験です。遺伝子工学の初歩的な技術ですが、本物を見せたいという思いから少しずつ道具を買いそろえ、DNAの切断と電気泳動までできるようになりました。生物の問題を解くにはイメージを広げることが必要です。実際に見て触れたことがイメージの広がりに役立つと信じています。
ピペットマン初体験です。 μℓを測り取ります。
慣れてきました。 ピペッティングしています。
蒸留水を測り取ります。 試薬の準備をしています。
久しぶりのメスシリンダー ほぼ初めてのメスフラスコ
電子天秤でアガロースを測り取ります。 ピッタリで止めてください。
まぜまぜ。 ユラユラ(シンクロ)
制限酵素と混合します。 1日目はこれで終わりです。(後編に続く)