尚学館の校訓には、勤勉、進取、礼節の3つがあります。この中で、私は特に進取であること(進んで物事に取り組むこと)を心掛けました。尚学館は中高一貫校なので、高校受験について考える機会はほとんどないですが、代わりに大学受験について考える時間は山ほどあります。加えて、尚学館では、緑豊かな大峡の地に囲まれ、のびのびと生活することができます。これらのこともあってなのか、尚学館に入学してから、自分がどうありたいのか、何をしたいのかを自分自身で考えて、目標に向かって自分なりに努力するようになりました。全てがうまくいくのかというと、そうではありません。私の場合、苦労することも、進路の面で思い悩むこともたくさんありました。しかし、そんな時には、頼りになる先生方や六年間、日々を共に過ごす仲間がいます。最後に、尚学館の魅力の一つとしてやはり一番に伝えたいことは、「自由にのびのびと勉強できる」ということです。ぜひ、尚学館で、自分なりの道というものを見つけてみてください。